在郷軍人病(レジオネラ症)
その温泉に入るの待った!!
温泉旅行で在郷軍人病!?
在郷軍人はシックビルにいる!?
日本の温泉事情
白骨温泉に入浴剤が入れられていることを週刊ポストがスクープしたことは記憶に新しいですね。これを受けて長野県が調査に乗り出し、さらに他県も調査するうちにボロボロと問題が明るみに出てきました。
温泉法による温泉の定義は、泉温が25℃以上か、19種類の物質のうち1種以上規定量を含んでいれば認められます。悲しいことにこの規定は、源泉保護を目的としており、消費者保護ではありません。
温泉施設が増え、身近になったことはいいことですが、「循環式浴槽で高温や塩素処理をして、入浴剤を入れてハイできあがり」では誰も納得しません。温泉巡りも事前に泉源や泉質調査が必要な時代が来ました。
温泉に潜む病原菌
在郷軍人病(レジオネラ症)といわれる病気があります。全身倦怠、易疲労感、筋肉痛、頭痛などの不定症状で発症します。その後、急激に発熱。悪寒、震えを伴いインフルエンザに似た発熱や呼吸困難を起こし、重度の心肺疾患に至ると死亡することもあります。
レジオネラ菌はアメーバに寄生して繁殖することが知られています。空調用の冷却塔、給湯器、加湿器、公園などの噴水、土中、河川、池や沼などの消毒されていないか、入れ替わりの少ない水に生息すると言われております。
2002年8月報告の国立感染症研究所の調査では 全国237ヶ所の温泉やスーパー銭湯の内風呂、露天風呂、ジャグジーなどを調べたところ、そのうち64%の151ヶ所でアメーバが見つかったそうです。
(朝日新聞:2002年8月15日)
温泉はレジオネラ菌の格好の繁殖場と言えるのです。
化学物質と在郷軍人病
在郷軍人病は、健康な成人が発症することはまれで、幼児や高齢者、あるいは入院患者等の免疫力が低下している人、その中でも喫煙者、糖尿病などはハイリスクグループとされています。
空気中の化学物質吸入による免疫力低下は、ビルや住宅、学校、病院などの建物内でも起きます。シックハウス、シックビル、シックスクール・・・。
生活環境が劣悪化する社会では、シックハウス症候群や化学物質過敏症が増加し、今後普通の肺炎の原因でない病気が起こりやすくなると言えます。
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