音楽室にシックハウス原因物質:記事

シックスクール「音楽室に原因物質!?」

=2005/1/18 北海道新聞 夕刊=
 
学校で化学物質を吸い込んで頭痛や呼吸困難を起こすこともある「シックスクール」の原因として、楽器が浮上してきた。木製楽器は接着剤を使っているため、化学物質を放出しやすい。教材のギターから、シックスクールの原因物質となるホルムアルデヒドを多量に検出した例もあり、道や札幌市は、学校の音楽室にある楽器がどれだけ化学物質を出しているか、検査に乗り出している。
 
-中略-
 
2003年夏、道内のある高校校内でホルムアルデヒドの検査をしたところ、音楽室だけが国の指針値(1立方メートル当たり100マイクログラム)をやや超えた。楽器庫を測ると、濃度は指針値の4倍に跳ね上がった。ギター本体の内部の濃度もほぼ同じ。
 
-中略-
 
札幌市教委は昨年9月、小学校一校でグランドピアノと電子オルガンを始めて調査した。物質は検出されなかったが、同市教委管理課は「ピアノ内部は接着剤を使ってた合板がむき出しになっている。たまたま今回は検出されなかったかもしれない」とし、今後はギターなど他の楽器も調べたいと話す。
 
-中略-
 
全国楽器協会(東京)の事務局長は、「楽器から出る化学物質について、これまで苦情を受けたことはない」とした上で「木製楽器に接着剤を使うのは避けられないが、ホルムアルデヒドを含まない接着剤が開発されれば、そちらに切り替えたいというのが基本姿勢」と話す。
 
建築材に含むホルムアルデヒドがシックハウスの原因と多くの人が考えていました。まだまだそういう認識が強い傾向にあります。学校内では楽器ばかりでなく、クレヨン、絵の具などの教材や床に塗るワックスなども化学物質を含みます。
 
『シックスクール』『シックビル』『シック・・・』この現象を誰がどうやって止めるのでしょうか。。。
 
私が通っていた小学生では、床のワックスがけの仕上げを素手でぞうきんを持ってやっていた記憶があります。化学物質に接触していた期間は暴露期間であり、いつどんなキッカケで過敏症を発症するかわかりません。
 
日常生活の習慣も大切な予防対策です。


 
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